説得ではなく納得させよ

専門知識は使えてこそ意味がある

専門職に対する研修では与えられた業務を行うために必要な知識を付けることを目指す場合がよくあります。知識を手に入れる方法として頻繁に用いられているのがセミナーで、その専門分野で有名な講師を招いて講演をしてもらったり、現場のトップに当たる人が講義をしたりするケースが多いでしょう。この知識がいかに重要で、役に立つかということを必死に説明し、記憶に留めておくように必死に説得する現場がよく見かけられます。しかし、そのように強要して覚えた知識は現場でほとんど役に立たないのが一般的です。専門知識は使えてこそ意味があるものなので、説得させるのではなく納得させるための教育研修を行うように心がけるのが重要になります。

納得させるための方法とは

この専門知識はとても重要だと納得してもらうためには、いかに過去の事例を挙げて役に立ったかを説明してもあまり意味がありません。実際にその専門知識を使ってみて、確かに役に立つということを実感してもらうことが大切です。そのため、研修はただの講義だけで終わらせてしまわずに、その後に実習を組み合わせるようにしましょう。実際に手足を動かさなければならない技術であれば現場に行ってすぐに実践を促すことが大切です。新しく学んだことを使ってみて良い体験ができれば納得して様々な場面で使えるようになります。一度でも使用する経験をしてしまえば応用できるので、研修を機会にして必ず専門知識を使う体験をさせるようにしましょう。

企業は社員研修の一貫で、接客マナーの研修を外部の専門会社へ依頼することがあります。マナー指導は、企業の評価にも直結することから、新卒以外にも既存の社員にも、マナー研修に参加させる企業も増えています。